ノーリツの歴史と給湯器の特徴

ノーリツは、1951年神戸市元町に「能率風呂工業株式会社」を設立したのが始まりです。

日本の風呂文化を広め、生活水準の向上を目指して、冷めないタイル風呂 「能率風呂A型・B型」を発売しました。

1960年代は家庭のエネルギーが薪・石炭からガスへと大きく転換しました。

時代の変化に伴いガス釜の開発を始めました。そして1961年、アルミ製の釜「GS型」を発売しました。

また、1963年には小型湯沸器「GQ-4」と、石油ボイラ「OM型」を発売しました。

1977年、他社にない商品としてガス瞬間貯湯式給湯器「ユービック」を発売。1981年にはコンパクト給湯器「ユコア」を発売し、製造・販売分野ともに「給湯器のノーリツ」を確立しました。

1993年、中国上海市に合併会社「上海水仙能率有限公司」を設立したのを始め、アメリカ・アジア・欧州など海外に進出しました。

2000年代は厨房機器の製造・販売をしているハーマンと業務提携し厨房分野へ参入しました。

相互の強みを生かし、食器洗浄器やシステムキッチンなどのガス機器の開発・製造・販売とアフターサービスを強化しました。

2011年に創業60周年を迎え、環境・安全・快適・健康・美容をテーマに更なる発展を進めています。

関西ではノーリツの給湯器は認知度が高く、リンナイと並んでシェア率はトップを誇ります。

ノーリツの給湯器の特徴として、部品の一つ一つまで良い品質で、内部までしっかり塗装するなどの工夫もこなされており耐久性に優れていると言えます。

デザイン性も高く、どんな外壁でもマッチするようなカラーリング、本体はシンプルですがきちんとブランディングされた設計です。

専用のリモコンは使いやすさと見た目の美しさからグッドデザイン賞を受賞しています。

耐久性が高く、外観も美しい給湯器を選ぶならノーリツがおすすめです。

ガス給湯器の点検・交換の目安は10年です。

お湯がぬるい、火かつかない、ランプが点滅する場合は経年劣化の可能性があります。

もし使っている給湯器がノーリツの商品であれば、後続機種がある可能性が高いです。

同じメーカーに交換すると工事費が抑えられる可能性もありますので、そのあたりも考慮すると良いでしょう。